競馬と漫画と将棋が三大栄養素

どうも、競馬と漫画と将棋が三大栄養素なdaiouoka(大王岡)です。基本は競馬と漫画と将棋について書いてます。が、雑記ブログでもあるのでこれ以外のことについても書きます。アニメや時事ネタなど。定職につくために、このブログで就活費や生活費などを稼げるように頑張って書いてます。

とある競馬ファンの『ウマ娘』全話視聴した感想

どうも、(@daiouoka)です。今週もよろしくお願いします。水曜日はお題自由の日です

今回は先日最終回が放送された『ウマ娘プリティーダービー』の感想です。
放送当初の感想→とある競馬ファンの『ウマ娘』感想 - 競馬と漫画と将棋が三大栄養素

全部視聴した感想。はっきり言って及第点以下でした。

単調なレース

 

レース中の心理描写や駆け引き描写が少ない。
スタートして走ってゴールする。それだけなんですよ。

作中に出てくるキャラの勝ちレースはわかってるので、なおさらレース中の駆け引きなどの過程が重要なんです。道中は各馬の位置取り実況と最後の直線になり「むーりー」と叫びながら後方に沈むモブ。わーっとやってきて勝利するスペシャルウィーク。独走で勝つサイレンススズカ。ほとんどこのパターン、
ゴールしても「知ってた」という感想しか出てこないんです。楽しみなのは勝つまでの過程なんです。

結末がわかっている大河ドラマがなぜあんなに人気なのか? 知ってる結末までの過程が面白いからでしょ。ウマ娘はすっぽりと抜けてるから面白いと感じられません。野球なら「どの球種を狙ってる?」とか、レース(競争)ものだと「あいつはいつ動く?」とか「あいついつもと位置取りが違う)」とかそういう駆け引きや胸中の描写が必要不可欠。

IFもありましたがそれもイマイチでした。エルコンドルパサーのダービー出走。ただそれでもスペシャルウィークはダービー馬なのでダービーに負ける展開はありえません。史実、ましてや人の馬の結果をねじ曲げるのは無理でしょう
アニメでは同着優勝。これも「あ、そうきたかー」程度なんです。やっぱり過程がないから。そもそも現実のエルコンドルパサーはダービーに出られなかったのです。詳しい説明は省きますが理由は外国産馬だから。
「やっとダービーに出れる。出れなかったウマ娘たちの分まで全力で走りぬく!」ぐらいの意気込みを描いてほしかったな。ちなみに他の登場キャラでダービーに出たくても出られなかったのはマルゼンスキーとオグリキャップです。
『ウマ娘』世界の外国産ウマ娘でも、非クラシック登録馬でも出られるのかな? ちょっとわかりませんが、描かれていないということは、そういうのがない世界なのでしょう。

アイドル要素もない

ウイニングライブ、レースシーンよりはるかに少なかったですね… いちおうアイドルものでもあるのに… トレーニングもレースメインでダンスの練習とかなかったですね。まぁ、走り込みは足腰や体力が鍛えられるのである意味ライブへの練習でもありますが………

二兎を追う者は一兎をも得ず

スポーツものとしても、アイドルものとしてもイマイチ。どっちつかず中途半端。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という感想です。正直1クールが短かったと思います。2クールならもうちょっと丁寧に描けたんじゃないかなぁ。
あと、なぜウイニングライブをするのか? それも描いてほしかったな。アプリのほうで明かしたいからあえてやらなかったのかな? 

まだまだ疑問点があるけどこのへんで。