どうも、(@daiouoka)です。今週もよろしくお願いします。木曜日はいろいろ自由の日です。
『二度目の人生を異世界で』がアニメ化から一気に転落してしまいました。ただ原作まで停止はやりすぎだと考えます。
ヘイトスピーチはダメ
中国発の話題が日本にきて大事に
TVアニメ「二度目の人生を異世界で」の出演予定声優が次々と降板を発表→アニメ化中止・原作出荷停止に - Togetter
大前提として「ヘイトスピーチ」はダメ。なので作者の過去ツイート(発言)はアウト。
TVアニメ化される『二度目の人生を異世界で』の作者がtwitterで中韓に対するヘイトスピーチ
— 岡尚大/강상대 (@oka_naohiro1) 2018年6月1日
思ったよりヘイトスピーチしてた pic.twitter.com/PBeDztsMQw
該当ツイートは4-5年前のもので現時点でそういう考えなのかわかりません。現時点でも同じ考えならもちろんダメです。原作も更新停止致し方ない。
対応にも疑問
今回のは作者のヘイトスピーチ以外にも、作品自体にも問題があったとされています。
僕が転載した環球時報の記述。
— ソンミ@中国垢 (@SonmiChina) 2018年6月6日
「第二次世界大戦中に中国で3000人を屠殺した主人公は…」
なので、僕が恣意的にこの情報を流したのではなく、元から環球時報がそのように報じていました(また、それについては僕も賛同しています)
僕が一部の人が言う「デマ」の根源だという見方は間違いです。 pic.twitter.com/wTPCX1ai9I
(※デマをデマと表記しないで流したら、それはデマを流したと同義です。)
作中には中国黒社会と世界戦争で活動したとしか書かれていません(問題の文章)。時代背景も戦争中どこで活動していたか不明なのです。もちろん人を殺すのはダメだけど、殺したのは黒社会とどこの国かわからない世界対戦中のこと。
この部分だけならただのイチャモンと片付けることができます。ただ、作者の過去ツイートを読んでから作品のこの部分を読むと、中国を下に見てる感が出てきます。
本題の対応の疑問はここから。
また自著「二度目の人生を異世界で」の一部表現に関しても、自らの拙い文章表現と軽率な発言により、不快感をを与える文章となってしまっていることを、併せてお詫びいたします。
— mine (@mine_time2010) 2018年6月5日
謝罪ツイートがされました。しかし、どういう意図で中国と書いたのか、世界戦争の舞台はどこか。そこがない。これだけだと本当に中国を下に見ていた感が否めません。ヘイトスピーチツイートに対しても謝罪こそあれ現在の考えは表明されていませんでした。
「赦す」ことが大事
アニメは出演声優に殺害予告がされたので、中止も仕方ないと思います。しかし、原作の更新停止はやりすぎだと思います。
作品の該当部分が書かれたのは2014年の1日7-9日の間。ヘイトスピーチツイートも含めて約4年前のこと。現在は改心して「ヘイトスピーチはダメだ。過去の自分が恥ずかしい」と変わっているとしたら? 最近のツイートや作品の内容が掘り出されないということは、改心した可能性もありますよね? 当時よりもずっとヘイトスピーチについて議論されていますし。
もしそうならこれは赦すしかないと思います。これが赦されないなら、過ちが一生赦されることない世の中ですよ。道を外した人がまともな道に戻ることなくずーっと道を外したまま。
若いころヤンキーでやんちゃしてたけど大人になって更生。が許されるなら、昔ヘイトスピーチ垂れ流してたけど今は更生。も許されないといけないです。
『二度目の人生を異世界で』原作停止はやりすぎ。作者が反省しているなら継続のチャンスを与えるべきだと思います。
「8.6秒バズーカは反日。ラッスンゴレライというのは米軍が原爆を落とす時の号令「落寸号令雷」から取ったものだから」並の超こじつけ論が展開されてるなぁとも感じました。
蛇足
まったく関係ないことですが、微博(中国版ツイッター)見たら「大島てる」のことがバズってました。
https://www.weibo.com/5738717037/GjYRF0HK6?type=comment#_rnd1528353204979
『二度目の人生を異世界で』も盛り上がってますが中国ネット全体で超盛り上がってるわけではないです。