競馬と漫画と将棋が三大栄養素

どうも、競馬と漫画と将棋が三大栄養素なdaiouoka(大王岡)です。基本は競馬と漫画と将棋について書いてます。が、雑記ブログでもあるのでこれ以外のことについても書きます。アニメや時事ネタなど。定職につくために、このブログで就活費や生活費などを稼げるように頑張って書いてます。

700年前、兼好法師のブラック企業批判

どうも、なんだかくらくらする(@daiouoka)です。

 

 さて、今回は久しぶりの徒然草です。

 

無理をさせるのは頭が狂っている 

貧乏人は、金を貢ぐのを愛情表現だと思い、老いぼれは、肉体労働の役務が社会貢献だと思っている。そう思うのは身の程知らずでしかない。自分の限界を知って、出来ないことはやらないことだ。それが許されないのなら、許さない人の頭が狂っている。身の程知らずにもリミッターを解除したら、自分の頭が狂っている証拠だ。
貧乏人が見栄を張れば泥棒になるしかなく、老人が土木作業をやり続ければ病気で死ぬのが世の常である。

徒然草 第百三十一段 - 徒然草 (吉田兼好著・吾妻利秋訳) から引用

 「ワタミ」創業者の渡辺美樹氏の発言

 「よく『それは無理です』って最近の若い人達は言いますけど、たとえ無理なことだろうと、鼻血を出そうがブッ倒れようが、無理矢理にでも一週間やらせれば、それは無理じゃなくなるんです」「そこでやめてしまうから『無理』になってしまうんです。全力で走らせて、それを一週間続けさせれば、それは『無理』じゃなくなるんです」

渡邉美樹 - Wikipedia から引用

 

 貧乏人は~とちょっと違うことも書いていますが、出来ないことをやらせて止めることを許せない人の頭は狂ってるとまで兼好法師は書いています。一方ブラック企業の代表ともいえる「ワタミ」創業者の渡辺美樹氏は無理やりにでもやらせればいい。と言っています。

 

 クリックで楽天ブックスへ

 

 無理なものは無理!

 まぁ、無理をさせるのはおかしいというのは昔からあったことで、ブラック企業は過剰労働をさせる。無理をさせる。無理をさせれば壊れるのは当然。

 そして、ブラック企業の指導者(社長)はちょっと常識では考えられない発言をしたりしますよね。

 

あと、ちょっと年が上の人って株のトレーダーやFXとか、パソコンの前でする作業の人を低く見ることがありますよね。「まともに働いていない」「汗水たらしていないのにお金を得ている」とか。ホリエモン叩きなんかはそういうところもあったんじゃないかなぁと思います。

 でも、汗水たらしていないのだったら将棋や囲碁棋士、画家・漫画家・演奏家、などなど。他にもありますよね。もちろんこの職業に就いている人達はとんでもなく努力してこの職業について、ものすごく日々精進している方々です。楽しているとは思いません。同じくトレーダーの人達もただテキトーにやって儲けているわけではないでしょう。利益を得るためにいろいろ頭を働かせています。

 

 パクツイは心の貧しい人がする見栄を張る泥棒行為

最後に「貧乏人が見栄を張れば泥棒になるしかなく」とあります。今だと泥棒をしなくてもサラ金とかでお金を借りれば見栄を張ることもできるよなぁ。と思ってこの部分は書かない予定でしたが、ピーンときて「あっ、これってパクツイのことだ」と思いました。

パクツイって簡単に「これ自分が描いた作品(自分が考えたネタ)」ってできます。