どうも、(@daiouoka)です。
今回は『徒然草』第百五十段から紹介します。何事もいきなり上手にできる人なんて一握りだけ。とりあえずやってみることが重要。
最初はみんな下手くそだった
これから芸を身につけようとする人が、「下手くそなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。
まだ芸がヘッポコなうちからベテランに交ざって、バカにされたり笑い者になっても苦にすることなく、平常心で頑張っていれば才能や素質などいらない。芸の道を踏み外すことも無く、我流にもならず、時を経て、上手いのか知らないが要領だけよく、訓練をナメている者を超えて達人になるだろう。人間性も向上し、努力が報われ、無双のマイスターの称号が与えられるに至るわけだ。
人間国宝も、最初は下手クソだとなじられ、ボロクソなまでに屈辱を味わった。しかし、その人が芸の教えを正しく学び、尊重し、自分勝手にならなかったからこそ、重要無形文化財として称えられ、万人の師匠となった。どんな世界も同じである。
文章が下手だからブログを書かない。これもわかる。そして無理して書けとも言わない。だけど、少しでも「書いてみようかな」という気持ちがあれば書いてみれば良い。
実名で書くのかニックネームで書くのかも自由。だけどニックネームで書いたほうが良いかも。失敗してもやり直しがきくから。何度もやり直しができるのもニックネームでインターネット上に日記(ブログ)で書くメリットだ。なにより失敗するデメリットが無い。現実社会であーだこーだ言われることもない。
ポチポチとゆっくり書いていけば良いと思います。
千里の道も一歩から
毎日更新なんてのはなかなかできないことですから、月10本エントリー(記事)を書く。とかそういうことで良いと思います。