どうも、(@daiouoka)です。今週もよろしくお願いします。金曜日は競馬・将棋・マンガどれかの日です。
今回は先週の続き。前回エントリー→ナゼ将棋は藤井聡太四段が登場してもブームの兆しがサッパリ出ない? - 競馬と漫画と将棋が三大栄養素
超ざっくり前回のあらすじ‐将棋関係のアニメ・映画作品や新人棋士が人気でも、将棋人気は出ない。普及はプロよりもアマチュアのが影響あるけど、三浦弘行九段冤罪事件で熱心なアマチュアファンがそっぽ向いた。どうするの?
ここまで前回の超ざっくりなあらすじ。ここから前回の続きです。偶然にも藤井聡太四段の連勝が続いた日に更新することができました。
原因その2-地味
やはり地味ですよね。派手な動きもないし。野球やサッカーならルールがわからなくても、ホームランや守備のファインプレーなどを見て「すごい!」と思わせられます。
例えば、「大駒を切って攻める」「王の顔面受け」というのは将棋がわかる方が見れば派手なプレー(指し手)で盛り上がりますが、わからない人から見ればサッパリでしょう。
容易に試合(対局)が生観戦できないのも痛いとこ。他のスポーツは試合会場に足を運びチケットを買えば観戦できます。今はネットや専門チャンネルでも観れます。将棋は一部公開対局を除いて密室で行われますし生中継も少ない。これちょっともったいないなぁと思うんですよね。もうちょっと公開対局が増えてほしいです。せめて序盤(開始1時間)ぐらいは公開しても良いような気もします。ゆったり進行かつ定跡内の序盤ならそれほど集中力も削がれることはないでしょう。
余談~ブームの兆し出てきた?
ここにきてブームの兆しが出てきた? 報道が。
番組では藤井四段が5歳の時に祖母に買ってもらったという将棋盤「NEWスタディ将棋」(税別3200円)を紹介。現在、東京・千駄ヶ谷の将棋会館の売店で藤井四段にあやかろうと同商品が売れまくっているという。デビュー16連勝の藤井聡太四段の快進撃で売れまくった商品があった「ビビット」で紹介 : スポーツ報知から引用
将棋盤が売れてるってブームの兆し出てきてるじゃないですか。生産が追いつかないってよほどのことですよ。こんなエントリー書いてるの間違ってるようなことです。影響されて始めた人たちが、ずっと将棋を続けてほしいですね。
余談2~将棋連盟仕事しろ
それにしても、将棋連盟はこういうのを取り上げて「将棋ブーム来てますよ!」とアピールしないのはちょっとダメでしょ… 連盟公式ツイッターでリツイートしたり。公式がこういうニュースを取り上げてムードを盛り上げていかないと。あと、連盟のコラムページはもっとまともにできないもの?
普通、常識的に考えて、あわせて読みたいに404ページなんて表示させないでしょ。さらに
普通、常識的に考えて、公式ホームページにこういうの表示させないでしょ。なんで他サイトの宣伝するの? 百歩譲って仮に載せるとしても、スポンサーである新聞社の記事を表示させるでしょ。なんで全然関係ないメディアの記事を載せるの? 載せるのを1万歩譲っても他国の性産業記事なんか、載せないでしょ。
フツーにドン引き事案。
まとめ~将棋界に未来はある?
閑話休題。いちおうはブームの兆しが見えてきたようですが、ここまで書いてきたのを無駄にしたくないので続けます。
2週にわたって長々と書いてきました。いちおうはブームの兆しが出てきたっぽいので「ブームの兆しがサッパリ出ない」という点は撤回します。もし次書くときは「ブームにならないのはナゼか?」というタイトルにします。
で、僕個人の考えとしては、このまま特に変わらず平行線をたどると思います。理由は「将棋連盟に盛り上げようとするやる気が見られない」からです。
前記したとおり、将棋連盟のホームページは変だし、ツイッターもあんまり活用できてない。やる気あるのかよ? と言いたくなります。特に公式ホームページのほったらかし感はマズイ。一番手をぬいてはいけないとこなのに………
「東竜門✕映画『3月のライオン』コラボイベント ゲーム/動画 - ニコニコ動画」こういう企画があったようで、企画の全部が収められているわけではないので、もしかしたらやったのかもしれませんが、せっかく将棋会館の対局室でやってるのだから「作中に出てきた指し手を、キャラになりきって実際に指してみる」ということをさせてあげれば良かったのに。
実際に指してうまく「パチッ」と指すことができれば、「駒を指すこの快感はたまらない!」と感じてくれるでしょう。
2番目の理由。三浦弘行九段の冤罪事件(竜王戦挑戦者の交代事件)の影響の大きさ。先週も書きましたが、この事件で熱心なアマチュアファンが離れたのは痛い。ニュースを通じて世間にも悪いイメージがいきました。熱心なアマチュアファンを失って草の根普及活動が縮小されたのは痛い。
黄信号な将棋連盟。どうなるのか………?