どうも、(@daiouoka)です。今週もよろしくお願いします。月曜日は自由の日です。今回は昨日の競馬マイルチャンピオンシップGⅠの浜中俊騎手とミッキーアイルの斜行について覚書です。
降着したらさらなる混乱を巻き起こす
浜中騎手が開催8日間の騎乗停止 マイルCSで斜行|極ウマ・プレミアム
長い騎乗停止を受けた。
まず、万人が納得するようなことにはならないでしょうね。今回はミッキーアイルの1着馬券を買っていた人はホッとしているでしょう。被害を受けた馬券を持っている人は我慢出来ない。じゃあ、ミッキーアイルが降着がすれば良かったのか? というとそうでもない。
もし降着したらイスラボニータが1着になりイスラボニータ1着馬券を持っている人は喜びますが、被害を受けているネオリアリズムやディサイファ1着の馬券を持っている人は納得できないでしょう。特にディサイファは落馬寸前にもなる大きな不利を受けました。あれがなければ3着内には入れても不思議ではないです。ネオリアリズムだって粘って勝てたかもしれない。ダノンシャークやサトノアラジンも3着内に入れたかもしれない。
みんながワーワー言って収集がつかなくなります。
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到達順位どおり確定が妥協点
着順に影響が無いからってのもデタラメな話で、あの斜行がなかった場合の着順がわかりません、の間違いじゃねーの? と。
2016 マイルチャンピオンシップ 感想戦 - にわか馬券師の凡庸な日々
↑これ。
Exactly(そのとおりでございます)
上にも書きましたが大事なことなので2回書きます。仮にミッキーアイルが降着(失格)したら、イスラボニータ→ネオリアリズム→ダノンシャークになります。しかし、不利がなければネオリアリズムが勝っていてもおかしくないし、サトノアラジンが3着になれそうな脚で差してきてたし、ディサイファだって落馬寸前の不利がなければ3着に入れたかもしれません。ディサイファ→ダノンシャーク→ネオリアリズムという結果になっていたかもしれません。
降着すれば騎手・調教師・ファンみんながワーワー言いますよ。収集がつかなくなります。
だから到達順位通り確定して、馬をコントロールできなかった騎手への制裁をするのが、まぁ、妥協な落としどころでしょう。
騎手への制裁が軽すぎる?
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到達順位通りにすると、騎手がわざと妨害するのでは? という問題が浮き上がります。が、最後の直線のスピードはおよそ時速60㌔。もしも妨害したときに落馬すればまともな防具なしで地面(芝生)にたたきつけられます。天国にゴールインしてもおかしくありません。妨害するにはリスクが大きすぎると思います。
なので、わざと妨害するというのはちょっと考えにくいです。ただ、もっと騎手への制裁が重くても良いと思います。罰金をもっと高くするとか。日本の騎手は他国の騎手以上にもらっているのですから。数万円程度の罰金や数日の騎乗停止ならたいしたことないでしょう。めちゃ稼いでるトップクラスの騎手ならなおさら。
ちなみになぜ浜中騎手がヨレを直すために左ムチを打たなかったのか? というと音無調教師はこう答えています。
そして問題のシーンとなるわけだが、音無調教師も「迷惑をかけて申し訳ないです」と頭を下げたが、その一方で、ミッキーアイルの外ぴったりにネオリアリズムが張り付いていたことで、浜中が左ステッキを打てずに外(左側)にヨレてしまったと、ジョッキーをかばっている。
ミッキーアイル2年半ぶり戴冠も後味悪く「僕の責任」浜中23日間の騎乗停止に - スポーツナビから引用
ということのようです。ムチの話が出たのでムチの話をしますと、イギリスでは動物愛護の観点からムチの使用が厳しく制限されており、規定回数を超えると最大で130万円の罰金を取られるケースもあります(ソース)し、実はこれでも下がったほうで、下がる前は600万円! の罰金を受けた騎手も(ソース)。
ムチ使用なので斜行とは違い一概には言えませんが、金額が違いますよね。日本よりも賞金が低いイギリスでこれです。ムチは馬のヨレ(斜行)を矯正する役目もあるのでコレはやりすぎだと思いますが、ヨレること(斜行)自体は大変危険なので罰金と騎乗停止は厳しくしするべきだと思います。
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