どうも、(@daiouoka)です。なぜ電王戦日程が桜花賞・オークスと競馬牝馬クラシックと同じなのか非常に気になってます。
さて、今年も電王戦が開幕しました。今年からは叡王戦を優勝した人が電王トーナメントを優勝したソフトと1局を2日間にわたって指す方式に変えられました。
電王戦2日制は失敗だった
正直この2日制は失敗だったと思います。あと人選も。
2016年4月9、10日 二番勝負 第1局 山崎隆之叡王 対 Ponanza|第1期電王戦
第1期電王戦 二番勝負 第1局 初日 山崎隆之叡王 vs PONANZA - 2016/04/09 09:30開始 - ニコニコ生放送
第1期電王戦 二番勝負 第1局 二日目 山崎隆之叡王 vs PONANZA - 2016/04/10 09:30開始 - ニコニコ生放送
1日目で後手(山崎叡王)不利が目に見えてしまったので、2日目の楽しみが減ったのが大きいです。人間同士なら2日目に相手が間違えて互角まで持っていく。なんて展開も期待できますが、コンピューター相手だとそれはまっっったく期待できません。
2日の方が考える時間が多いから人間でもやれる。という見方で2日になったと思うのですが実際には序盤で不利になり、「こりゃもうダメか………」と感じる時間の方が長かった。という結果に。37手目の歩成からの▲6五桂が痛すぎ。
そして本番と同じ時間で練習出来なかったのもあるのかなと。前回までは1日制で持ち時間4時間(第2回)と5時間(第3.final回)だったので事前に練習対局することができました。本番と同じ条件で何度か指すことができるのは大きいと思います。今回は2日制で、うまく2日連続で長丁場指せる時間がなかったかもしれません。山崎叡王自身2日制を指すのは初めてでした。
人選も悪かった
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人選が悪かったというのは、山崎叡王が悪いのではなく選び方が悪かったということです。そもそも順位戦や棋戦の研究(勉強)もしないといけないのに、さらに電王戦のソフト研究もしなければならないのはキツイ。事前にソフトとパソコンを貸し出して貰えるとは言え、電王戦は負けても降級などないですから後回しにしても仕方ありません(だからといって本当に何もしてないのもそれはそれで問題)。
じゃあどうすれば良いかというと、以前羽生善治名人が言ったそうですが「ソフト戦に集中するため1年間棋戦に出ない」のが最善だと思います。が、そんなこと無理なので立候補や推薦にするのが良いんじゃないかなぁと思います。
暇そうな人。と書くのは語弊がありますが、忙しくなさそうで2日戦える体力があって強い棋士を選ぶのが最善と考えます。
2局目の見どころは?
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ここまでネガティブなことを書いてきましたので次に向けて明るいことを。
次は山崎隆之叡王が先手番。将棋は先手が有利なので期待できます。そして1度戦ったことで場慣れもしているでしょう。勝てるかどうかは断言できませんが、1局目のように早々に不利な局面になることは無いと予想。
ニコニコ生放送(ニコファーレ)の解説が藤井猛九段が出るので面白い解説も聴けます。もしも1局目のように早々に形勢が悪くなっても楽しめそうです。もう既にコンピューターの方が強いので肩肘張らずにのんびり観戦しましょう。
第1期電王戦 二番勝負 第2局 初日 山崎隆之叡王 vs PONANZA - 2016/05/21 09:30開始 - ニコニコ生放送
第1期電王戦 二番勝負第2局 二日目 山崎隆之叡王 vs PONANZA - 2016/05/22 09:30開始 - ニコニコ生放送
オークスの時間帯に面白いところを迎えることがないことを祈ってます。