どうも、(@daiouoka)です。今週もよろしくお願いします。金曜日は不定期で競馬・マンガ(サブカル系)・将棋どれかの日です。今回はマンガ。
今回は『哲学さんと詭弁くん』の感想(レビュー)です。
高校生の木辺(詭弁)くんと折口(哲学)さんが主な登場人物。この2人が「なぜ生きるのか」「水の中にいる魚は釣られる前に本当に存在しているのか」などなど哲学的なことをやいやいと言い合うマンガです。
JKが問う「人はなぜ生きるのか」
『哲学さんと詭弁くん』はネットでも一部読めます。ニコニコ静画→哲学さんと詭弁くん / 里好 - ニコニコ静画 (マンガ) コミックウォーカー→哲学さんと詭弁くん 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker
毎週土曜日更新の感想エントリーで何回か書いたので、もしかしたら知ってる方もいるかもしれませんね。
百聞は一見にしかず。正直、下の僕のあらすじと感想を読むより上のリンクから試し読みを読んでほしい。マンガ感想では毎回これ書いてるな。で、気に入ってコミック買いたいなと思ったらこのページに戻ってきて、下にあるリンクから買ってほしい。
1話は「人はどう生きるべきか」という、「THE哲学」みたいな問いです。定番中の定番ですね。
と、突然の哲学的問いに動揺する木辺くん。
その問いに対する木辺くんの返答に対して
と、バッサリ切り捨てます。さらに木辺くんは「詭弁くん」とありがたくないアダ名をつけられてしまいます…
さらに議論は白熱し、折口さんを「哲学的変女」認定する詭弁くん。最後には「人間は社会性を捨てた動物」を証明するために折口さんが服を脱ぎ始め… それを見た先生に誤解される。
詭弁が何か言う→哲学さん登場→議論→オチ。こんなカンジでストーリーが展開。ただ、毎回オチで先生に誤解されるわけではないので…w
哲学超初心者向け入門な本
哲学の入門の前に読む本? という感じの内容。有名哲学者からラ・ロシュフコーというマイナー(有名かもしれないけど自分は知らなかった)な方まで、様々な人の言葉が出てきて勉強になるマンガです。
残念なのは2巻で完結すること… 2巻巻末コメントには「ネタがない」と書かれていました… 哲学ってマンガ(家)には無慈悲なのかなぁ と思う一方で、ダラダラと続くマンガが嫌いな自分はホッとした気持ちもあります。
というわけで、『哲学さんと詭弁くん』は「ちょっと哲学をかじってみたい」という方はもちろん、「哲学のかっこいい言葉を覚えて友達にドヤ顔で語りたい」という方にもオススメ。
興味があるかたはぜひ読んでみてください。