競馬と漫画と将棋が三大栄養素

どうも、競馬と漫画と将棋が三大栄養素なdaiouoka(大王岡)です。基本は競馬と漫画と将棋について書いてます。が、雑記ブログでもあるのでこれ以外のことについても書きます。アニメや時事ネタなど。定職につくために、このブログで就活費や生活費などを稼げるように頑張って書いてます。

日本語から「〇〇しないといけない」が消えていく表現になりつつある?

どうも、(@daiouoka)です。今週もよろしくお願いします。金曜日はお題自由の日です。
日本語に限らず言葉というのは常に変わるものです。今回はまさに言葉が変わろうとしている瞬間に立ち会わせているかもしれない。というお話。

最近アニメを視聴したりマンガを読んだりしていて気になることがあります。それは「「〇〇しないといけない」」が減って「〇〇しないと…です」という表現(言葉遣い)が多くなってる。ということです。

2017年1月19日投稿エントリーを加筆修正したもの。

「〇〇しないといけない」は消える表現になるか?

 

例えば「宿題をしなくては(ちゃ)いけない」を「宿題をしなくては(ちゃ)…です(だ)」という表現にしている人や描写が増えてきていると感じています。

「ら抜き言葉」ならぬ「いけない抜き言葉」ですね。

始めに気づいたのは『ふらいんぐうぃっち』の木幡真琴はよくこの表現を使っていました。それからアニメを視聴していると、このような表現をしているのが他の作品にも見受けられるようになりました。全作品を視聴したわけじゃなありませんが… 
ツイッターでもこの表現をよく目にする機会が増えました。「しなきゃです」のYahoo!検索(リアルタイム) - Twitter(ツイッター)、Facebookをリアルタイム検索
10年前にこのような表現(言葉の使い方)はありませんでした。ただ「宿題しなくちゃ…」というのはありました。語尾に「です」を付けるのが最近増えてきたと書いた方が正確かもしれません。きちんと統計を取ったわけではないので、気のせいかもしれませんが、この言葉遣いが妙に聴こえてくると感じます。

ちなみに今期アニメ『ガヴリールドロップアウト(12分3秒ごろ)』には「しないといけない」と話されていました。
「しないといけない」が消えずに「しなくちゃ…です」という表現が増えただけになるかどうかは、現時点では不明。個人的には消えないけど古臭い表現になると思います

 

「予想外」も消えかけた

まぁ別に、これらの表現が嫌いってわけではないので、使われても良いし消えても良いのです。

そういえば、10年ほど前の一時期には「予想外」が「想定外」に駆逐されてましたが、予想外という言葉はまだ消えてはいません。当時ライブドアの社長だったホリエモンこと堀江貴文氏が使った「想定の範囲内」と「想定外」。一時期「予想内・外」が消えるのではと思うほど使われましたが、結局は生き残りました。
予想外が消えなかったのは、ソフトバンクのCMに「予想GUY」というキャラが出たから? かどうかはわかりませんがw

「〇〇しないといけない」もなくならないまではいかず、あまり使われない言葉になる可能性もありますね。

なぜ「〇〇しないと…です」という表現が増えた?

個人的な推測ですが、ラインなどのチャットツールが多く使われるようになったので、言葉の短縮化が進んだことが原因なのかなと考えます。「了解」を「りょ」とも書くらしいですね。マンガでも吹き出しのセリフを少なくするためにこの表現が多用されてるっぽいです。
この流れで「〇〇しないといけない」が「〇〇しないとです」と変化したのかな。
「いけない! 宿題しなきゃ!」みたいな語尾の「いけない」は、まぁこれはすっかり忘れてたから使える表現。しないといけないとわかってる状態で使うには「~しないとです」みたいな表現にせざるを得なかったわけです。