どうも、久々にはてブ10以上ついた(@daiouoka)です。
今回は年明けで久々の徒然草で第二百九段からです。
2015年1月15日投稿エントリーを加筆修正したもの
やけくそになってはいけない
他人の田んぼの所有権を求めて訴えていた人が、裁判に負けた。悔しさ余って、「その田を収穫前に全部刈り取れ」と、召使いに命令した。召使いは、手当たり次第、通り道にある田を刈りながら進むので、「ここは、訴訟で負けた田では無いのに、どうして、こんなに無茶をするのだ」と、問われた。田を刈る召使いは、「起訴して負けた田であっても、刈り取って良いという理由はありませんが、どうせ悪事を働きに来たのだから、手当たり次第、刈り取るのです」と言った。
その屁理屈も一理ある。
こうなりゃヤケだ! 荒らしまくってやる!
一度は経験したことあると思います。僕も有馬記念を外した後に阪神の最終で… そして中山金杯外したあとに京都金杯で………
ちょっと違うか(;´∀`)
まぁ、こういう感情はずーっと昔からあったんですね。
人間、何かやっちまったら「もういいよ! 知らねぇよカス!」って感じで暴走してしまう。ここまでやってしまったのだからもう引き戻れない。そういう心理状態になるのはなぜなんでしょうか?
わかっちゃいるけどやめられない。
普通何かミスしたら「またやってしまった…」何度も間違えたら「もう止めないと…」と思うのに。だけどなぜかこういう感情を持ってしまう。大事な感情がガラガラと崩れ落ちる。
「負け=価値がない」と思った時? 「これ以上は悪くなるだけ」と思ったとき?
諦めの境地に立ったときこう考えてしまうのだろう。
諦めてはいけない。と言われるけど、こういうヤケになってしまわないように、防止するためにも諦めてはいけない。と言われるんでしょうね。