どうも、(@daiouoka)です。ようやっと電子書籍(ニコニコ静画)でも配信されました。なんで一週間以上も遅れるのでしょうか…?
りゅうおうのおしごと! 第2巻感想!
感想の前に。この間気づいたのですが、アニラジの2回目が去年配信されていたという。
GA文庫『りゅうおうのおしごと!~ラジオ研究会~』第2局 - YouTube
新しいタブか新しいウィンドウを開いてラジオを聴きながらこのブログを読むのもオススメです。
前回1巻の感想は下のリンクから。今回も無料で荒稼ぎしたニコニコポイントを使って買いました(詳しくは下の前回ので解説)。
将棋ライトノベル『りゅうおうのおしごと!』感想と小ネタ解説 - daiouokaのほぼ日替わり雑記
1巻の感想
成長には「ライバル」が必要不可欠
りゅうおうのおしごと!2 [ 白鳥士郎 ] |
しょっぱなの詰将棋。僕は2人が解いているような詰将棋を解いたことが無いですね… だってキ○ガイみたいな難易度ですし… 解くことは出来ないけど、2人が説いている詰将棋がどんな問題なのか気になりますね。詰将棋で生活を壊した人は知らないけど、本当にいそうだから困る。
大阪から神戸へ行く描写、内地の人って本当に簡単に他の県に行くんですね…っていうか往復で1時間切るとか… 稽古相手の館の途中で「棋道」という言葉が出てきましたが恥ずかしながら知りませんでした(;・∀・) そしてその館で稽古依頼主から言われた「あいちゃんにはライバルが必要」という進言。
これは将棋に限りませんよね。一緒に切磋琢磨しあう相手がいるとより一層伸びます。「ライバル」という単語。段々とこの巻の筋書きが見えてきました。
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もう一人の「あい」
会長の命を受け再び指導に行く。そこで指導するのはもう一人の「あい」夜叉神天衣。こちらのあいは口が悪く生意気で指導はこれっきりにしようと思うも、この娘をうまく育てることができれば弟子のあいの良いライバルになるのでは? と考え引き続き指導することに。その後、指導のため天衣を真剣(ダメ。ゼッタイ。)が行われている道場へ連れ出し鍛えることに。一方弟子のあいは「JS研」をはじめみんなのクセを見ぬいていました。もちろん師匠である九頭龍八一のクセも見ぬいており、何か隠し事をしていることを確信します…
ここでこの2巻の筋書きが見えてきました。「ライバル」。やはりライバルが出てこないと物語は面白くありませんよね。王道的展開です。そして副題的? なのが「空銀子の八一への気持ち」だと思います。主人公である八一は銀子の気持ちに気づいていないようで… これも王道的展開。作中の襟を正すクセの棋士はちょっとわからないです。
そして天衣の研修会試験。連勝し最後に対戦するのは弟子のあい。結果はあいの詰み見逃しで天衣の勝ち。研修会に合格。その後名人と天衣を賭けての一局。名人の猛攻を凌ぎ切って辛くも勝利。天衣は九頭竜八一門下になりました。ポジションはツンデレかな。
やはり盤面が見たい… 「相腰掛け銀の4八飛型」と出ていますが、僕は一手損角換わりをやらないので具体的にどういう盤面かは浮かんでこないんです。相腰掛け銀四八飛は浮かびますがそれ以外の駒や囲いはイマイチ。あいが詰み見逃しが悔しくて泣くシーン。負けた時の悔しさは本当に言葉では言い表せないほどです。詰み見逃しということは勝っていたのに負けたということ。これはもう筆舌に尽くしがたい悔しさ。そしてそこからの立ち上がり方は誰も教えてはくれません。自分でなんとかしなければなりません。なんとかするといっても強くなるしかないんですよね。
対月光戦でも終盤の「1九銀」など読んでいて非常に興奮したのですが、局面図が1枚でもあればもっと楽しめる気がします。将棋を知らない人はおいてけぼりになりそう? 「この図の意味がわかるようになりたい」と将棋の勉強に打ち込むかもしれない気もちょっとあるんですがどうでしょうか?
あとがきに「次巻はもっとも書きたかったテーマ」と書いてあります。どんなテーマ何でしょうか? 弟子入り→ライバル登場。と来たので研修会(奨励会)の話かな? 『将棋の子』のようにプロ棋士手前の人たちにスポットライトを当てた作品もありますし。そのあたりの厳しさが書かれるのでしょうか? プロ棋士の日常生活を淡々と書くかも? まぁなんにせよ次巻も楽しみです!
次巻感想→将棋ラノベ『りゅうおうのおしごと!』3巻感想と小ネタ解説
小ネタ解説はこの下
忍者アドセンス
小ネタ解説
ニコニコ静画と紙は違うのでページを書いてありません。出てきた順に書きました。僕がわかった範囲で書いてあります。
大人の恋愛小説家「鬼沢談」 故団鬼六
持駒を盤上に落としながら投了 マナー違反です。真似しないでください
カニ玉? 美味いよね 佐藤紳哉七段の豊島? 強いよね
裁きのマエストロ 裁きのアーティスト久保利明九段
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将棋盤に星はあるか? 点のある・ない論争 | 将棋ペンクラブログ
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次巻↓